好物は色々ありますが、フルーツでは断然『佐藤錦』さくらんぼが好きです
八百屋の娘である私、
昭和の頑固おやじ(父)に可愛がられていたという記憶は微塵もありませんが、木箱に入った『佐藤錦』だけは毎年箱買いしてくれていました
今が旬のさくらんぼ🍒
今年は不作らしく、それでも今年も父に代わってダンナがちゃんとプレゼントしてくれました~
『感 謝』
さて、今月も『直近で入荷のお酒』から、ご紹介したいと思います
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5月某日
母方、一番下の叔父の七回忌の法要のため名古屋へ行ってまいりました。
金沢からは、母、一番上の叔父、叔母、姉、兄、ダンナ、娘、私の8人が向かいました。母の兄弟は皆高齢なので随分心配しましたが、何事もなく法要を済ませて無事帰宅できたことに安堵しています。名古屋の皆様、本当にありがとうございました。
一緒に向かった一番上の叔父とは久々におしゃべりしたのですが、つい一週間前には広島の厳島神社へ家族旅行したのだと写真を見せてくれました。二週続けて県外お泊りとは80オーバーまだまだ元気です。
さて、その叔父ですが、随分と前にこの【酒の失敗談】に登場していただいたことをふと思い出したので、今回はその時の失敗談を引っ張り出すことにしました。
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【酒の失敗談・流血事件】2005(H17).12月 once again
飲むからにはとことん酔う、中途半端は嫌いだ。この思いを自分だけではなく人にも強要するのが私の悪い癖。酔いが甘い者を見つけてはガンガン攻めまくる勧め上手(?)の毒牙にはまって、二日酔いの辛く悲しい翌日を過ごす羽目となった者は多い。
その日は兄の家の新築披露に招かれていた。高価なお酒とテーブルいっぱいに並んだご馳走で宴会好きの血が騒ぐ。そんな中、この私にターゲットオンされたのが真向かいに座った叔父だった。ハイな調子でありとあらゆる酒を「さ、さ、どうぞ、どうぞ」と注ぎまくった。結果、酒豪と名高い叔父が帰り際に玄関で靴に足を入れようとして宙を舞った。伝繰り返ったわけでもないから宙を舞うという表現は間違っているのかもしれない。が、私の目には飛んで見えた。
ありゃりゃりゃりゃ~~~
飛んだ、飛んだ。右行ってゴツン、左行ってガツンとね。尻餅をついて着地した叔父の顔面からは何にぶち当たったのか流血している。私のせいだ。締めの締めに出してきた手土産の芋焼酎『はなたれ』は、冷凍庫内でも凍らない高アルコール酒。これは流石に効いたに違いない。
両脇を抱えられタクシーに乗り込む叔父の後姿を複雑な思いで見送った。
(ごめん、おにいちゃん(叔父)...)
.....と、言う私も当然のように出来上がっていた。自分が食べた焼き鳥の串一本と寿司屋の風呂敷を大事そうにカバンに入れて持ち帰ったらしい。(←姪の目撃証言による)
食った後のネバネバの焼き鳥の串一本ってどうなん?.....もっと金目の物でもなかったんか~い。
休み明け、
「あんた、なんでそんなもん持って帰ったん?ダラんね~け(馬鹿じゃないの)。」
と、さんざん義姉に馬鹿にされたが、何のためにそんなくだらんものを持ち帰ったのかこっちが聞きたい。
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酔っ払い談にはまだ続きがある。
帰りの代行の中で美味しいお酒も美味しいご馳走もすべて体内からリバース。無言で窓を開け、道中延々とカラスのために撒き餌し続けた私。ダンナと息子にさんざんなじられた挙句、
「車、綺麗にあろとけや(洗っておけ)」
と、冷たいご指示の元、ふっらふらの状態で車のお清掃をするという辛く悲しい結末となった。