ここまで暑いと秋や冬のことなど考えも及びませんが
来月9月には秋の限定酒『ひやおろし』の入荷が始まります
酒屋の業務としては、毎年11月発売の『ボジョレーヌーボー』の予約も締め切りが間近に迫っています
皆様、まずは『ひやおろし』どうかお楽しみに~~~
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【酒の失敗談・入れちゃいけないやる気スイッチ】2013(H25)4月once again
事の発端は社長のスケジュールミスが原因でした。
何故か自分の中でひと月先と勘違いした社長は、水曜休みの正午から始まる業者会の日に別の予定を入れてしまったらしいのです。今になって「行けません」とは言えず、代役を立てなければいけなくなりました。
とは言え、休日の社員にその役を振ることも出来ず、その日が出番の誰かにお願いするしか術がなかったのです。が、しかし、その顔ぶれを見て頭を抱えた社長です。メンバーは以下の3名。
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●その①➡社長からのお願いであっても何かしらの理由を付けて絶対に断ってくるであろう人物
●その②➡会合前から一杯ひっかけて行くに違いない目下柿市No.1の暴れん坊将軍
●その③➡普段は地味~だが、一旦酒が入ると入れちゃいけないスイッチが入ってしまう男
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さて、どうしたものか...考え抜いた挙句、一か八かその③の人物を選択した社長でした。
その③の人物は通称「タツ」。荷造りと荷積のスペシャリストですが、スイッチが入るとどうなるかって?え~っと、スモールから超ビッグに変わる人。彼の中の別人格はやたらと気がデカいんです。とにかく(どうか彼のやる気スイッチが入りませんように)と念じて託すしかなかったようです。
「タツ、明日、昼の12時からやから遅れんと行ってくれや。頼むぞ。」
と、社長が彼に話しかけるのをたまたま目撃した私は、(なんか珍しい人に頼んでるな)くらいしか思っていませんでした。
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[そして、業社会の翌日です]
会での一部始終は早朝から伝言ゲームのように柿市中に広まっていました。目撃者が語った話は以下の通りです。
先ずは、あれほど社長に念を押されたにもかかわらず「タツ」はしっかり遅刻しました。静まり返る会場の扉を開け放って入り口に立つその姿は猛獣? 野球のユニフォームならセーフでしたが、「タツ」の着てきたスーツは世にも悪趣味な黄色と黒の縦じま模様..。
「は~ぁ?なんじゃその服、お前はトラか?」
場内が失笑でざわつきます。
平日昼間からの会合ってこともあって飲酒を控える方がほとんどの中、大切な話は一ミリも耳に入れずビールのお代わりを連呼した「タツ」です。入れてはいけない『スイッチ』が入ったのは必然としか言いようがありません。
すっかり気がでか~くなった「タツ」は、とうとう一番入れてはいけないスイッチを入れてしまったのです。エロのスイッチです。
お酒を運んできた女性のお尻をそのドでかいお手手でモミモミ。(ここは、あなたのよく行くおさわりバーではありませんから。)轟く女性の悲鳴で周り中の皆々様からこっぴどいお叱りを受けたのは言うまでもありません。
「タツ」は、予想通り柿市の株を底の底までまで叩き落してくれました。(病欠にでもしときゃここまで落ちることもなかったのでは?)と、ふと思ったのは私だけでしょうか?
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社長、ご愁傷様
今度からはちゃんとスケジュール管理しないとね