りんご

アダムとイブの昔から真っ赤な「りんご」は魅惑の味

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りんごは4000年もの昔から食べられてきた果物で、特にヨーロッパでは「りんご」という言葉がすべての果物の総称として使われていた程でした。

日本で本格的に栽培が始まったのは明治初期で「国光」(こっこう)や「紅玉」(こうぎょく)などの品種が長く愛され、いろいろな品種のもとにもなっています。

りんごは植物を熟成させる植物ホルモンのエチレンガスを多く出すので、他の果物などといっしょにしておくと、相手が早く傷んでしまいます。りんごだけポリ袋で密閉するか早く熟してほしい果物といっしょにしておきましょう。サンつがるやサンふじなど、りんごの名前にサンとついているものは、袋がけをせずに太陽に当てて育てたもので、甘みが勝ります。

効用

下痢・便秘・ガン・高血圧・動脈硬化に効果があり、病後の快復食や乳幼児の離乳食としても使われます。

おいしい栄養

  • りんごの栄養学的特質は食物繊維のペクチンを含むことです。このペクチンが下痢にも便秘にも効果を発揮するばかりでなく抗ガン作用もあり、高血圧や動脈硬化にも有効です。また、カリウムが多いのでその点からも高血圧や動脈硬化に効力を発揮します。ただしペクチンは皮の部分に多いので皮はむかずに食べる方が良いでしょう。
  • カロリーも低めなのでダイエットをしている人や糖尿病の人のおやつにもぴったりです。

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