アダムとイブの昔から真っ赤な「りんご」は魅惑の味
りんごは4000年もの昔から食べられてきた果物で、特にヨーロッパでは「りんご」という言葉がすべての果物の総称として使われていた程でした。
日本で本格的に栽培が始まったのは明治初期で「国光」(こっこう)や「紅玉」(こうぎょく)などの品種が長く愛され、いろいろな品種のもとにもなっています。
りんごは植物を熟成させる植物ホルモンのエチレンガスを多く出すので、他の果物などといっしょにしておくと、相手が早く傷んでしまいます。りんごだけポリ袋で密閉するか早く熟してほしい果物といっしょにしておきましょう。サンつがるやサンふじなど、りんごの名前にサンとついているものは、袋がけをせずに太陽に当てて育てたもので、甘みが勝ります。