バナナ

アスリート達のパワーフード「バナナ」

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バナナの種類は世界中で400以上と言われていますが、そのうち半分は加熱調理用の品種です。日本ではほとんど生食用で、キャベンディッシュというフィリピン及び南米産のバナナが主流です。

この品種は日持ちがして形が整っているのが特徴で他にねっとりとして甘みも香りも高く濃厚な味わいの台湾バナナや、皮が赤くクリーミーで香りや酸味の高いモラード、10cm弱の小さくて柔らかく甘いモンキーバナナ(あまり日持ちしません)などがよく見かけられるところでしょうか。

バナナは輸入されるとき青いまま輸入され、日本でエチレンガスという無害なガスを使って追熟されます。

食べごろはシュガースポットと呼ばれる茶色の斑点の出たものですが、全体がべたいちめん茶色になったものは熟しすぎで中身の味も落ちます。

また、バナナは低温障害を起こしやすいので(黒褐色になり食べられなくなる)冷蔵庫に入れないほうが良いでしょう。

バナナが日本に入ってきたのは16世紀半ば、ポルトガルの宣教師ルイスが、織田信長に献上したのが最初だと言われています。今では安いバナナですが、以前は輸入量が少なく大変高価で、病気の時にしかたべさせてもらいない、子供たちの憧れの果物でした。

効用

高血圧・ガン・便秘・食欲増進・利尿・解熱・心臓病・痔・風邪・肌荒れ・整腸などに効果があります。

おいしく食べるには

  • バナナは炭水化物が豊富な食品です。未熟なうちはでんぷんが多いのですが、熟するにしたがってショ糖・果糖・ブドウ糖と吸収の良いエネルギー源に変わっていきます。スポーツ選手がパワーフードとしてバナナに注目しているのはこのためで、消化も良く、それぞれの糖が順に効率よくエネルギーに変わるので、幼児やお年より・病中病後の方にもお勧めです。
  • バナナは高カリウム食品としても有名で、高血圧の予防にも高い効果が期待されます。
  • 最近バナナは免疫力を高めガンを防ぐ効果が高いことが学会で報告され、注目されています。
  • しかし、食べ過ぎると糖分のとり過ぎとなり、肥満や血液中の中性脂肪値を高くするおそれがあります。また、バナナには体を冷やす作用があるので、冷え性の人も食べ過ぎには注意しましょう。

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