さわやかな初夏の味「すもも」豊富な品種と手ごろな価格が嬉しいですね
すももは「日本すもも」「西洋すもも」「アメリカすもも」の3つの系統に別れます。現在日本の店頭で見られるすももの多くは、日本すももをアメリカで品種改良したものでいわゆる逆輸入。里帰りしたすももはプラムと名を変え、味も姿もちょっぴりおしゃれでおいしくなりました。 そうそう、ドライフルーツや健康食品で有名な「プルーン」もプラム(西洋すもも)の仲間です。一つの品種の名前ではなく、種付きのままドライフルーツにできる品種のものがプルーンと呼ばれているようですが、中には生果をプラムと呼び同じ品種がドライフルーツになるとプルーンと呼ばれているものもあるようです。
すもも類は生食することがほとんどですが、ペクチンが多いのでジャムやゼリーにも向いています。ドライフルーツや砂糖漬け、果実酒などに利用することもできます。プラムは実そのものより皮の方が、栄養的な価値は高い果物です。また果肉も皮の近くの方が甘いので、皮ごと食べられる方はトライしてください。