グレープフルーツ

低カロリーでビタミンCたっぷり、11月にはフロリダ産の 「グレープフルーツ」が入荷し始めます。

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「グレープフルーツ」は18世紀ごろ西インド諸島のバルバドス島で生まれた新品種で、「ザボン」の突然変異か他の果実との自然交配によりできたものと考えられています。

その後アメリカに伝わりフロリダやカリフォルニアで大々的に作られるようになりました。

「グレープフルーツ」 という名前はぶどうのように房状になる様子からつけられたようですが、香りがぶどうに似ているためという説もあります。

豊かな果汁とやや渋みを帯びたさわやかな味が特徴で、低カロリーでビタミンCがたっぷり含まれているところから、主産地のアメリカでは大人気で、ホテルの朝食用フルーツの定番となっています。

果肉の色は淡黄色のものが主流でしたが、ピンク・ルビー・スタールビーとどんどん赤い色の濃いものが出てきており、赤いものの方が甘みが強いということです。これは品種改良により生まれたものではなく、突然変異でできたものだそうで、そのあたりが大国アメリカのおおらかさを表しているような気がします。

効用

美肌・疲労回復・ストレス・風邪・食欲増進・便秘・二日酔い・たばこの吸い過ぎによるビタミンC不足・糖尿病・動脈硬化予防・歯ぐきからの出血・さわやかな目覚めに効果を発揮します。

おいしく食べるには

  • 1個の重さはおよそ400gなので、1個食べると個々の数値はおよそ3倍弱になります。(皮など捨てる部分もおあるので)。
  • 柑橘類の中でもビタミンCの含有量が多く、1/2個で一日に必要なビタミンCが採れます。
  • 食物繊維のペクチンが多く含まれるので、動脈硬化や高血圧、便秘の予防にgood!
  • 赤肉種の赤い色は主にリコピンです。このリコピンは抗ガン作用などで最近注目されている栄養素です。
  • 酸味のもとはクエン酸。疲労回復にすぐれた効果があります。

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