「キウイフルーツ」ビタミンCと食物繊維が美容と健康にダブル効果
キウイフルーツは中国原産の野生の「さるなし」をニュージーランドの植物学者が自国に持ち帰り、品種改良され、またたく間に世界的な果物となりました。
名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」に見た目が似ているところからです。
以前はほとんどが輸入でしたが栽培のしやすい作物だったこともあり、国内でも生産が進み価格もぐっと下がりました。
キウイフルーツはその美しい緑色の果肉が魅力で、別名「エメラルドフルーツ」とか「ジュエルフルーツ」などとも呼ばれていますが、最近では果肉の黄色い品種も出回るようになり、こちらもまた酸味が少なく甘い日本人好みの味で人気があります。
キウイフルーツはバナナなどと同じく収穫してから追熟するという工程を経て皆さんの手に届きます。追熟することにより甘みも増し、香りも高くなります。また、未熟果を追熟して出荷することにより、価格・品質ともに安定したものを供給できます。貯蔵性が高く、日持ちも良いのですが、まだ硬いキウイを早く食べたい時は、りんごと一緒にポリ袋に入れておくと、りんごから出る植物ホルモンの一種のエチレンガスの作用で、早く熟します。