赤く色づいた「柿」の栄養とおいしさをいただきましょう
柿は日本原産であるという説と、中国原産でそれが日本に渡ったという説があります。どちらにしても大変古くから日本に根づき愛されてきた果物であることに変わりはありません。
秋といえば「柿」昔から庭木として一般家庭に多く植えられ、甘いものの少なかった時代の子供達のおやつとして、また優れたビタミンC源として利用されてきました。
実ばかりではなく葉やへたにもすぐれた薬効があるというのですから「柿が赤くなれば医者が青くなる」というのもうなずけますね。
渋み成分のタンニンが、貧血や便秘を引き起こすことがあり、消化もあまり良くない。体を冷やす作用もあるので、思い当たることのある人は食べすぎに注意!柿の実を全部取りきらずひとつ残して「木の守り(きのもり)」としたという話もちょっといい感じですね。