クリスマスケーキの主役「いちご」は真っ赤な宝石です。
いちごは南米チリの原産で本来の旬は5月頃の果物ですが、温室栽培などの成果で12月からおいしく食べられるようになりました。
だっていちごの無いクリスマスケーキなんて花嫁のいない結婚式みたいなものじゃありません? 栽培農家の方々の努力のおかげで私たちもおいしいクリスマスケーキがいただけるわけです。
いちごの栄養学的物質は何と行っても豊富なビタミンCでしょう。大粒のいちごなら5粒程で一日に必要なビタミンCをとることができますし、簡単につまめるところも良いですね。ストレスの多い人やたばこを吸う人には特にお勧めの食品です。
英名のストロベリーは昔、藁(Straw)を敷いて栽培したとか、運搬する際に藁に包まれて運ばれたことに由来する名前です。ちなみにベリーとは英語で柔らかくて小さな実を付ける植物のことを指します。いちごはまさに、傷つきやすいお姫様のような果物です。