ギネスにも載った「世界一栄養のある果物」 「アボカド」は薬効も豊かな大自然の贈り物です。
「アボカド」は「森のバター」と呼ばれるほど脂肪分の多い果物で、食べた感じもバターに似た濃厚でこってりした味です。他の果物のような酸味や甘味はほとんどありません。
メキシコからペルーにかけて、数千年前のインカ帝国の時代から栽培されており、主食として食べられていたようです。
エネルギーが高く脂肪分も多いと聞くと、健康に悪影響を与えるような印象を受けますが、「アボカド」の脂肪分はほとんどが「リノール酸」や「リノレン酸」などの「不飽和脂肪酸」なので、コレステロールを下げる働きや、若さを保つ働きがあると言われています。
さらに、抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれ、ちまたで話題の悪者「活性酸素」を抑え、ガンや老化を防いでくれます。
その他のビタミン類や食物繊維、ミネラル類も豊富ですので、毛嫌いせずに食べてください。
アボカドの変色を防ぐためにレモン汁をかけることは、脂肪の分解をレモンのビタミンCが助けることになり、栄養学的にもgoodです。また、アボカドはレモンの育つところならどこでも育つと言われています。レモンとアボカドはよほど縁が深いようです。