しびれるほどに冷たく、ピンと張りつめた「丸大根」の 肌にふれると冬の息吹を感じます。
丸大根は京都の伝統野菜「聖護院(しょうごいん)大根」と同じものですが、聖護院産の物以外はその名称を使わず、全国的に丸大根として流通しています。
丸大根は子供の頭ほどの丸くて大きな大根ですが、もともとは細長い宮重大根が親です。この大根と京都にもともとあった在来種から現在の「聖護院大根」(丸大根)が作られたと言われています。
肉質が緻密で甘みに富んでおり、ふろふきやおでんなどの煮物にするととろけるようにおいしく、万能選手の青首大根とは一線を画す味わいです。
当社で取り扱っている丸大根は、角本さんという荷主が一手に引き受けて下さっており、ユーザーからの依頼があってから畑まで取りに参ります。ですから、とびきりフレッシュな丸大根をお届けできます。
丸大根は11月頃から2月下旬にかけて収穫される冬野菜で、霜が降りた後の方がおいしくなるといわれています。手で持つと、まるで氷でも持ったようにしびれるほど冷たくパンパンに張り切って、指ではじいいたdけでもピシリと割れていまいそうです。