秋の味覚を先取り「栗」を食べて日本の歴史に思いを馳せよう

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栗は北半球に12種分布し、種類によって原産地が異なります。
日本栗の原種は野生の紫栗で現在の栽培種はこれから出たものです。日本栗の食用の歴史は古く、古事記・日本書紀にも記述があるほどです。今でもお節料理などに使われるかち栗は、遠い昔から受け継がれてきた保存食です。
中国栗やヨーロッパ栗も有名で、天津甘栗やパリの焼き栗・マロングラッセなど、私たちにもなじみ深いものです。

桃栗三年柿八年の言葉通り、栗は三年で実がなり、いがの中には1〜3個の実が入っています。栗はビタミンB郡や鉄・カリウムなども豊富。旬の時期に見かけたらせっせと食べてください。

効能

筋骨の強化・健胃・高血圧・滋養・疲労回復に効果があります。

おいしく食べるには

  • 熱湯をかけ鬼皮がふやけるまでおき、底をそぎ取り頭の方にむけて鬼皮をむき、渋皮もむく。
  • 渋皮を残して下処理するには、鬼皮をむいた後、重曹水に一晩つけてアクを抜き、何度か水を替えて茹で、渋皮の筋を取る。
  • 焼き栗・栗ご飯・きんとん・含め煮・茶わん蒸しやシチューの具、グラッセや中華料理の炒め物などに。

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