加賀太きゅうり

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ヒマラヤ生まれ北国育ちの「加賀野菜」「加賀太きゅうり」を召し上がれ。

普通のきゅうりと違い太く大きいのが特徴。1本600~800g程度。酢の物がお勧め。あんかけなどの煮物や漬物、サラダや味噌汁の具にも良し。

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きゅうりはインドのヒマラヤ山脈南部山麓の原産といわれ、日本には6世紀後半に中国から伝えられました。

名前の由来は胡(こ)(西域)から伝えられた瓜ということで「胡瓜」、または完熟すると黄色くなるところから「黄瓜」と呼ばれたところからきているようです。

「加賀太きゅうり」の原種は藩政時代にシベリア大陸から渡来したといわれています。金沢では昭和11年に栽培が始まり、最初は黄色の勝った瓜のようなものでしたが、地元の節成きゅうりと自然交配させることにより、濃い緑の太きゅうりが供給できるよう苦労された農家の方がいたおかげで、現在のような品種になりました。きゅうりの中では春きゅうりの部類に入り、4月にはもう出荷が始まります。

富山の「どっこきゅうり」も同じ仲間ですが、他ではほとんどお目にかかれない大型のきゅうりで、一本が600~800gもあります。

「加賀太きゅうり」は果肉が締まっていて、日持ちの良いのが特長です。皮をむき種を取り除いてから調理しますが、地元では酢の物やあんかけ料理などによく使われるおいしいきゅうりです。このほかにも漬物や肉詰めなどにも使われますが、夏には冷やしたきゅうりのあんかけもまたおいしいものです。きゅうりは人参と同じくビタミンCを破壊するアスコビルナーゼを含みますが、すぐに食べるサラダや酢の物ではほとんど問題はありません。ただし、おろしてきゅうりの細胞が破壊されるとアスコビルナーゼが強く働くのでご注意!

旬の時期

4月~9月

主な産地

打木・安原地区

効能

むくみ・暑気あたり・二日酔い・食欲増進などに効果があります。

美味しい栄養

  • 96%が水分で、100g中のエネルギー量は11kcalと低カロリーの食材です。とりたてて栄養学的に優れた特長はありませんが、豊富な水分が体を冷やし、のぼせ・暑気あたり・夏バテなどに効果があります。
  • カリウムも豊富ですから、高血圧の防止やむくみの解消効果も期待できます。
  • ぬか漬けにするとぬかの中のビタミンB1が太ぎゅうりに吸収され、体内の代謝を円滑にすることにより、疲労回復の効果も期待できます。

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