くわいはその姿から「芽が出る」「めでたい」縁起物として、お正月のおせち料理や、お祝いのご膳に使われる。地物のくわいは江戸時代から栽培され、最近になって加賀野菜として認定された。
煮物以外あまり知られていないが、スライスして揚げたチップスや、炒め物やチャーハン、シュウマイの具にするとシャキシャキでおいしい。
「くわい」の名は、くわいの葉が大きな矢じりの形の葉で、「くわ」ににているところから「くわ芋」と呼ばれ、それが「くわい」になったということです。慈姑(くわい)という漢字は水中で1つの根にたくさんのくわいのつく様子が慈母が子に乳を与えるように見えるところからきています。
12月~2月
小坂・河北潟地区・羽咋市