ヘタ紫なす

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「ヘタ紫なす」は加賀野菜、本来の旬[夏]にしか食べられません。

ヘタの下になった部分まで美しい紫色なのでこの名がついたとか。小ぶりでころりと丸く、愛らしい外見。地元では「小立野ナス」「丸ナス」「漬ナス」などと呼ばれ親しまれている。「漬ナス」と呼ばれるところからもわかるように、昔から漬物用のナスとして出回っており、やはりそれが一番適している。普通の中ナスのように、天ぷらや煮物、炒め物などにも良い。

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茄子はインド原産といわれており地方品種の大変多い作物です。大きく分けると「丸ナス」「長ナス」「卵型ナス」に分かれ、現在日本の主流品種は「中長ナス」の「千両」だと言われています。

ヘタ紫なすわれらが「ヘタ紫なす」は「卵型ナス」の一種で、地元の金沢では「丸なす」とか「小立野なす」などと呼ばれ古くから親しまれています。「ヘタ紫なす」はよく見かける茄子より小ぶりでコロンと丸い感じです。名前の由来はへたの下になった部分まで美しい紫色だというところから来ているのだそうです。

地元では漬物用の茄子として利用することが多いのですが、煮物にも向き、炒め物や揚げ物などその他の調理法でも何ら遜色ありません。

一年中店頭に並ぶ野菜の多い中で(「中長なす」もそうですが)「ヘタ紫なす」は6月から9月と本当に夏の間しか姿を見せません。旬の時期の地野菜をぜひ食べてください。



豆類はビタミンB郡が多く含まれ、そのバランスも良いのが特長です。ビタミンB郡は体内の代謝を助け、夏の疲れを取り除きます。また食物繊維やミネラル類にも恵まれた食品できすので、食欲のない時もほんの少しでも食べて、発芽し育っていく豆の元気をいただきましょう。

旬の時期

6月中旬~9月

主な産地

小立野・崎浦地区

おいしい栄養

  • のぼせ・高血圧・食欲増進・解熱に効果があり、最近では動脈硬化やガンの予防にも効果があることがわかってきました。
  • 体を冷やす効果が高いので妊娠中の方や冷え性の方は食べ過ぎに注意してください。
  • 茄子は低カロリーですからダイエット中の方や糖尿病の方の食事に取り入れると良いでしょう。反面、油との相性が良いので、油を使った調理をすればカロリーアップにも役立ちます。
  • また、昔ながらの民間療法として、「へたの黒焼き」が歯痛や口内炎、歯槽膿漏に効果があるとされています。生の茄子を切って貼り付ければ、応急的な湿布薬にもなります。

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