7月に受けた健診結果が届きました。
中には結果が超特急便で届けられた社員もいます。超特急便とは、悠長なことを言ってる場合じゃない「とっととなんとかしんと死にますよあなた」レベル方の数値をたたき出した方へのお知らせになっております。超特急便が届いた社員をとっつかまえて、看護士資格がある社長夫人がマシンガンのように吠えまくっています。
食堂で健診結果を開けようとした私の元に「ちょっと見せろ」と社長がにじり寄ってきました。
なんで見せる? 拒否る私に超上からこう言うのです。
「お前、γ-GTPどんだけや?わっしゃ40やぞ。お前100以上あるやろ」
[γ-GTP]とは肝機能の検査項目の一つで50U/L以下が正常値、お酒を飲み過ぎている人は明らかにこの数値が跳ね上がります。どうやらその数値が範囲内だったことがご自慢のようです。
私としては範囲内にとどまれなかった肝機能の数値より、身長が縮んで体重が増加するという【チビけて】【デブる】の方がはるかにショックです。我が家ではお犬様の散歩時間をこれまでの4倍近くに増やしたことで旦那も犬も劇的に痩せたのに、、、なぜ私だけ?
(朝の1時間は、私が担当してるんですけどねぇ~)
そんな私の隣で食事をしていた籠盛部のMちゃんが言うのです。
「ねえ、でも社長って最近痩せたよね」
「どこが?」
「後ろから見てみ、社長のお尻ちっちゃ~なったし」
社長のお尻を観察している女子社員がいたとは。
悪いけど私、社長のお尻にはこれっぽっちの興味も湧きません。
社長のお尻と言えば、、、
父が存命中、柿市の冷蔵庫内で事件が起こったのです。
まだ社長として働いていた父がお客様のご注文野菜を冷蔵庫の中でしゃがんで吟味していた時、そのお客様(フレンチのれっきとしたシェフがです)がスーっと背後から忍び寄って父の尻をもみもみしたらしいのです。その行為にガッチガチになったまま一言の声も上げず耐え続けたという伝説が残っています。思い出しては「気持ちの悪いもんじゃ」と身震いしてました。
セクシーナイスミドルならまだしも、うちの父、ステテコのままバリ振りかざしてドブネズミを追っかけまわすザ・昭和の親父でしたけどね。
話がすっかり逸脱してしまいました。健診の方に話を戻します。
酒さえ飲まなければ一気に体重も肝機能も改善することでしょう。そんなこと百も承知です。
医者に「365日酒を飲んでいるんですか、あなた! 休肝日なしで?毎日、日本酒を3合」と唾を飛ばされた私。
「日本酒1合ぐらいなら休肝日みたいなもんですよね~」と言ったら横向いたまま無視されてんけど、やっぱダメ~ぇ ジョークやてジョーク