【酒の失敗談・同じ穴のムジナ】

なかなか涼しくならないけれど9月に突入です

9月と言えば、美味しい秋の味覚がたくさん思い浮かびます

そんな中で個人的にご近所のイチジクが気になって仕方ない...

収穫する気配もないし、どんどんカラスに持って行かれているのが残念で仕方ないです

(何ならもらいますよ~~)

さて、さて、

9月は秋の限定酒『ひやおろし』の販売が始まります

月初めより沢山の『ひやおろし』が入荷しますのでお楽しみに!!

【酒の失敗談・同じ穴のムジナ】

8月下旬、とある日の昼

当社で働く[K]がこの酒屋に入ってきて独り言を言い始めました。

「ほうや、酒、こうとかんなん (そうだ、酒、買っておかないと)」

「いつ飲むお酒や?確か今日、白内障の手術する日じゃなかったけ?」

「ほやし、買わんなんがや (だから、買わないといけないんです)」

「何で?」

質問を無視してカップ酒を手に独り言は続きます。

「3本で足りるかな」

「どこで飲む酒や?病院じゃないよね?まさかこれから手術するがに酒持って行くつもりじゃないやろうね?」

「目の手術やぞ。酒ぐらい飲んでもいいやろいや」

おーーー、開き直ったね。あなた、内臓じゃないから大丈夫って強引に持っていってますよね。

「病室で酒飲むなんてあり得んし。見つかったらどうするつもりや?」

「個室やからバレんわいや」

あまりの自分勝手な考えにあきれ果てる私の隣で更につぶやきは続きます。

「3本じゃ足らんかもしれんし、これも買うとくか」

手に持っているのはジャックダニエルのミニボトル・・・

「あんた、アル中か!」と声を裏返す私の目の前を通って「つけといてくれ」と一言告げて去っていきました。

こんなのありですか?

かくいう私も...

何年か前に椎間板ヘルニアになりました。立っていても座っていても寝ていても何をしても身の置き場がない痛みに苦しめられました。最初にかかった整形外科で処方された痛み止めは多分1時間も効いてはくれませんでした。痛み止めが効き始めたら速攻で焼酎の水割りをジョッキでガーーーっと飲みます。ウルトラマンのカラータイマーよりかは長い60分もありますからね。チャンスは逃しません。

そんなある日、足を引きずりながら社内を歩く私に古参女子社員が質問を投げかけてきました。

「そんなに痛そうなんにまさかお酒とか飲んでないよね」と。

「なんで?飲んどるよ。痛み止め飲んで痛くない合間にさささーっと飲むげん。」

「うそやろ?医者は酒飲んで良いって言うたんかいね」

「良いとも、悪いとも言われとらんし」

「酒飲んで良いか聞いたんかいね?」

「何でそんなことわざわざ聞く必要ある?」

おせっかいな人である。放っておいて欲しい。墓穴を掘るような質問を自分からするバカがいますか?これでも本当は日本酒を飲みたいところ焼酎で我慢してるんですよ。

病院に酒を持ち込むという[K]のことをとがめながらも、実はKと同じ穴のムジナであると感じる私です。そう言えば、同じく酒飲みで腰痛持ちの叔父はこう言ってましたっけ。

「ボルタレン(痛み止め)と焼酎は相性がいいんだよ~。」

叔父は焼酎でボルタレンを胃に流し込むのがベストだと言ってましたけどね(笑)