柿市こぼれ話


平成28年9月某日、すっかり秋らしくなってきたと思っていたら突然の暑さぶり返し。こりゃあないわと汗をふきふき働く今日この頃です。

さて今回は先日乱入した能登杜氏さんたちの直会(なおらい)でのお話にしようと思います。題して【お恐れ多いけど乱入してみました】としておきましょうか。

「お酒好きな人やったら誰でも参加して良いげん。」その方はそうおっしゃいました。能登杜氏の錚々たるメンバーの懇親会様な会合に出ないかと誘ってくださったのです。

誘ってくださったのは金沢の主計町(かぞえまち)で日本酒バー 數 (KAZOE)を切り盛りされている利き酒師の方です。なんでも二次会の会場になっているらしくそんな耳寄り話を聞かせていただきました。

どうやら一般参加はその數さんが声をかけた人だけだったようなのですが、ベテラン能登杜氏プラス若手の杜氏さんたちアンド一般客という構成のお食事アンド日本酒の会でした。会場は犀川沿いの『新橋 こうや』さんです。

普段でしたらとても近寄れない日本酒界の神のごとくの能登杜氏の方々です。かなりビクつきながら会場に侵入したわたくしと妹はその席に前から親しくしている手取川の山本杜氏を見つけました。

すぐに駆け寄り挨拶すると杜氏さんも嬉しそうに挨拶を返してくださいます。そういえば今年は一緒に飲みに行こうの約束が果たされていませんでした。

あっ、ああああああああああ、でもでも杜氏さんの両隣に誰でも座ってよいとは言われましたが真向いが農口尚彦杜氏と中三郎杜氏という2大巨頭です。もしかしてこの席は今日一番のビップ席かも・・・

山本杜氏の隣に座りたい。でも農口&中の内裏雛前はあまりにも恐れ多い。散々迷いましたが結局人懐っこい山本杜氏の魅力には逆らえませんでした。つまり山本杜氏を挟んでわたくしと妹が重量級のサンドイッチ状態です。

あまりにも素晴らしい席に陣取ったというのに今日に限ってデジカメも名刺も忘れてきてしまいました。時間ぎりぎりまで意地汚く小説を読んでいたためです。自分で自分を殴りたい、何なんだよお前、馬鹿者!!

自らの葛藤はさておき、楽しい宴会が始まりました。振る舞われる酒はひやおろしがほとんどでしたでしょうか。実は前日も飲んでいた日栄さんの大吟醸のひやおろしをお恐れ多くも農口杜氏に注いでいただいて旨酒の味もさらにアップするというものです。

そういえば日栄の又木杜氏さんもそばにいらっしゃったので少しだけお話をしました。息子さんと何度か面識があり、さらに昨日日栄さんのひやおろしを飲んだばかりです。話もそこそこ弾みました。

でも基本的に山本杜氏になついているのでついついそちらとの話が盛り上がってしまいます。目の前の農口杜氏や中杜氏にはなかなか話しかけ辛く、さらにコーラなど飲んでいらっしゃる御大に酒を勧めるのもどうかとためらわれます。

本来ならば一番ちやほやされるであろう中さん&農口さんがなぜかポツンと置き去り状態のような・・・

それでも農口杜氏は自分でお酒をもっていろいろな人のお酌をしています。これってすごいことでは・・・

基本的に気さくな方なのですよね。以前にも妹が酒の会でご一緒し、ちっとも偉ぶらない良い方だと言っていましたが本当ですね。

中杜氏ともお話ししたかったのですがやはり恐れ多くて近づけませんでした。半端ないオーラを感じます。

私の右隣には次回から大江山さんの杜氏をするという方が座っていらっしゃっていろいろお話しました。静かに語り続けていらっしゃいました。静かですがお話しすることは好きなようでいろいろな話が聞けました。

話して飲んでの繰り返しで結局料理はあまり食べませんでした。ウナギの白焼きが究極にうまいと一部で盛り上がっていたのでそれだけでも食べておけばよかったなぁ。とにかく食事より杜氏さんたちの話を聞く時間が貴重でした。

結構飲んだ割には珍しく深酔いせず、誘われた二次会には参加せずにフェードアウトして近くの本社お取引先様のお店で妹と2人また杯を干したわたくしで御座います。(´▽`*)( `―´)ノ

貴重な時間を過ごすことができてとてもよかったです。次にこんな機会があればまた参加したいと思いました。一歩一歩、酒屋のお商売も先に進めたいものです。


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