柿市こぼれ話


平成27年5月某日、金沢らしからぬ爽やかなお天気が数日続いています。全国的に気候がおかしな感じになってきているので、天候最悪地域の金沢にも良い天気が回ってくることになったのかもしれません。な~んて、そんなこたぁ無いか・・・

さて、今回は当社柿市商店の日常の一コマを切り取った小さな話題にしようかと思います。題して【カレーライスのある食卓】です。

「やったー、カレーだ~♪」朝からドキドキモードの小芝居をしながら食堂に上がってきたベテラン社員のAさんが飛び上がって喜んでいます。

昨日のお昼御飯用に作ったカレーライスが翌日の朝まで残っていたことに対する嬉しさをかなり大げさに表しています。階段を上がってくる時から『もしかしたらカレーはもう食べつくされているのではなかろうか?』的な芝居をしながら来るという念の入れようです。

Aさんはかなり大げさですが、当社の社員にカレーライス好きが多いのは事実のようです。私自身もカレーは大好きですから自分なりに妥協の少ない自分好みのカレーを作っています。

実は先代まかない婦だった祖母が抜群においしいカレーを作っていました。何しろルーはSBの一番高いカレールーで、肉は100g300円以上する牛肉です。その2点だけで今の半分ほどの人数分のカレーの予算が1万円を軽~く超えています。

このカレーにはりあってしかも材料費を極力かけないというのはかなりハードルが高いです。

今現在はルーをなるべく使わずに済むように工夫しています。業務用のSBのカレーフレークと赤缶のカレー粉を使っていますが、どちらもけっこう高いものです。カレーフレークの代わりに売れ残って渡されたフルーツやトマトをつぶしてミキサーにかけコクととろみをつけています。

ですからカレーフレークの方はカレーらしいとろみがつく程度にしか入れません。60人分ほどの仕込みで400gていど、金額にして500円ぐらいは使うでしょうか?

入れるフルーツで欠かせないのはマンゴーですが、いつも売れ残って厨房に回ってくるという物でもありません。その代りパパイア、メロン、リンゴ、トマト、セロリ、バナナなど渡されてデザートとして出した後余ったものは潰し用に冷凍しておきます。
フルーツを沢山入れてはいますが別に甘口カレーではありません。結構辛口の方です。肉は100g100円ほどの豚小間を3kgほど使っています。

金沢のカレーには千切りキャベツが付いています。これは全国どこでもそうだと思っていたのですが違うのだそうですね。この他福神漬けとラッキョウ、フライドガーリックは必ず付けます。

個人的には茹でた絹サヤやほうれん草などをトッピングするのも好きです。チーズも美味しいらしいけどカロリーアップになるので控えています。みなさんのお宅のカレーはどんなカレーでしょうか?きっと色々あるのでしょうね。

カレーを作ると5階建ての自社ビル全体がカレーの匂いで充満します。その匂いにひきつけられて社員が食堂に上がってくるので、特に忙しくてお昼ご飯が食べられないような気配のある日に作ることが多いメニューです。大体2カ月に一回ぐらいの頻度で登場します。

つい最近も作ったのですが、翌日の朝カレーを楽しみにいつもよりたくさんの社員が一度に食堂に上がってきました。そして同じテーブルで嬉しそうにカレーを食べていました。その姿が私の目にはとても好ましく写ります。まるで一つの家族のようなそんな和気あいあいとした雰囲気がカレーのおかげで醸し出されていました。

2カ月に一度ではなく毎月作ってもいいなとふと思った次第です。

ここ最近嫌な話題が多いですが、1つ釜の飯を食べることは社員同士の心を寄り添わせるのに結構役に立っているのではないかと思います。

カレーライスのある食卓に少しの幸せを感じた柿市商店従業員食堂のある日の朝でした。

追伸
姪が私の作るカレーが世界で一番おいしいカレーだと言ってくれたとかでわたくし嬉しくてちょっとだけ有頂天です。(^^)/

また、良く当社の昼ご飯を食べにいらっしゃる取引先の方が、上役の方とこのカレーの日にいらっしゃり美味しい美味しいと食べてくださったのも嬉しい出来事です。

食べる社員にも作る私にも少しの幸せをくれるカレーライスに感謝です。


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