柿市こぼれ話


【珍道中】

平成27年2月某日、昨日今日と妙に暖かく昨日は春一番が吹いたそうです。やっと春が来るのでしょうかね?

さて、あの震災から今年で丸4年ですね。あの震災の年にスタートした大吟醸の初しぼりキャンペーンが今年は5回目になり、容量も180mlから300mlに代わりリスタートします。震災のほんの数日後に始まった初年度は誰も買う人もなく、街中が亡くなった同胞を悼む気持ちで重く沈んでいました。早や4年ですか・・・

さて今月のお話ですが、済みません。m ( _ _ )m 今月はどうしてもこぼれ話を書いている余裕がありません。そこで以前ブログに載せた話を持ってくることにしました。こぼれ話とブログ両方見ている人もそうは居ないとふんでの暴挙です。お許しください。

さてさて、使い古しのネタですみませんがご一読ください。

去年の11月末にお世話になった取引先蔵元社長さんの死去を知り、葬儀のことも知らなかったので、日を改めて数日後に妹と2人彼女の車でお線香を上げに輪島へ行ってきました。その行き帰りが結構すったもんだだったのでゲロっちゃおうかと思います。

まずは出発予定の時間に妹が遅れました。別に時間に縛られているわけではないので多少のずれは関係ないと思ったのですが、妹は申し訳ないといつもにない低姿勢でした。

いつもでしたら私の一挙手一投足に目を光らせ小言のあらしです。妹に言わせると私の常軌を逸したどんくささにイライラするのだそうです。

分からなくもありません。今回もやっちまいました・・・

出発してしばらくするとふと『あれっ?数珠はちゃんと持ってきたよね?』とイヤーな疑問がわき上がりました。カバンの中をいくら探しても見つかりません。

私「あのー、数珠忘れたみたいやし、いっぺん戻ってもらえんけ?」

妹「ダメ!」

私「まだ出発したばっかやし、頼むて。」

妹「コンビニに数珠売っとる。」

コンビニの数珠でお参りに行くのは哀しすぎると思ったのですが、遅れた自分に引け目が有ったのか妹はようやく戻ってくれました。気づいたのは森山あたり、説得に応じて戻ってくれたのは鳴和辺りだったでしょうか?

戻ってもらって泥棒が入った後のように散らかった自分の部屋を探しましたが数珠は見つかりません。確かに箱から出して数珠袋に入れたのは間違いないのに・・・仕方がないので予備の数珠を持ち車に戻りました。

さて、再出発です。

しばらくすると妹が私に聞くのです。「のと里山海道って書いて有るけど、あれに乗るわけじゃないよね?」

・・・えーっと、運転もしない私に聞かれても困るけど、なんとなくそれに乗れって弟の健(一応当社の社長をやってる人です)が言っていたような気がしました。
私「健に聞いてみれば?」
妹「お前が聞けや!」

急いで弟の携帯に電話をかけ聞いてみると・・・
弟「お前らダラんないか?里山海道に乗らんとどうするげんて?」心底驚きあきれた口調で弟がわめいたのですぐに電話を切りました。マイナスオーラは避けるに限ります。

私「やっぱ、乗らんなんらしいぞ。」えーっと言いながらも、もうしばらく行くとまたその道に入れる場所が有ったのでなんとかまっとうな道に乗れたようです。

確か義妹が妹はカーナビを持っているはずだと言っていたので聞いてみると
「有るよ。」と言って私に小さなタブレット状のカーナビを渡すのです。オイオイ、運転もカーナビも関係のない私に渡してどうする?

妹に言わすと
「私は運転しとるんやからあんたがナビ役や。」だそうで・・・いつもは娘にナビ役をさせているらしく、妹自身も使い方がよくわかっていないようでした。

そうです。妹はパソコン操作も苦手だし、地図も読めません。すっかり忘れていました。更に妹が宣言します「私は七尾と穴水と輪島がどこらへんにあるのかもよく知らん。」

大変です、知らんもんと分からんもんの珍道中です。

そうこうするうちにナビが言いました。「1km先に料金所が有ります。」
妹「あんた料金用意してや。」慌てて自分の財布を見ると万札しか入っていません。あたふたするうちに料金所のあるべき場所を通り過ぎてしまいました。

あれっ?そう言えば高速料金が無料になったって弟が言ってたような・・・知らんもんと分からんもんはいつまでたっても現れない料金所に翻弄されながら道を進みました。

そしてここでまたもや私の大失態が発覚しました。探していた数珠が財布と一緒にポシェットの中から見つかりました。

「あっ、数珠あった。」
妹「なんねんて、戻る必要無かったんや!!」ごもっともなご立腹に頭の上がらぬわたくしです。

しばらくすると妹がいい出しました。「うちの旦那が穴水から先は道が無いって言ってたけど健(社長)は道があるって言うとった。」

それは有るんじゃないでしょうか?何しろ輪島行のバスが有るのですから・・・

こんな調子でそれでも何とか輪島まで行ったわけです。この話を道路事情に詳しい地元の人が聞いたらさぞかし呆れることでしょう。

まあ、人間何事もやる気さえあれば何とかなるもののようで・・・そんなこんなの珍道中のお話でした。

追記 お世話になった蔵元の社長さんは写真の中で笑っていらっしゃいました。『おやじの手作り』という自分で造ったお酒を飲んでご機嫌になっているときのお写真だそうです。『おやじの手作り』を醸すおやじが逝ってしまいました・・・ご冥福をお祈りします。

そして今、息子さんがそのお酒を一生懸命造っていらっしゃる途中です。5月の連休までには新しいお酒も販売できるよう頑張っていらっしゃるとか・・・新しい杜氏とその作品を期待を持って待っています。頑張って!!


加賀野菜等の買い物地酒ギフトミニ知識とレシピ会社概要トップページ

〒920-0904 石川県金沢市下近江町 45番地の1 TEL.076-221-1365
E-mailto:info@kakiichi.co.jp