柿市こぼれ話


平成26年12月某日、とうとう年末が足音高くやって来ました。数日前から激しく雪が降ったり大風が吹いたりで金沢は荒れ模様です。ですがこんな天気は金沢ばかりではなく北海道では学校がすべて休校になっていると聞きました。大変な天気です。

さて、このこぼれ話が皆さんの目に触れるころにはもう年も明けているはずです。そこで今月のこぼれ話は毎年揉めに揉めている年賀状の話題にしようと思っています。題して【満腹ふとるの年賀状】としておきましょうか・・・

随分前から当社の年賀状はある野菜もしくは果物を取り上げ、義妹が絵をかき、皆でその野菜にちなんだ言葉を考え、その言葉を妹が独特の字で書くという形式でやって来ました。そう、数年前までは・・・

それまではほぼ私の考えた言葉が採用されていたと思います。たとえばダイダイの年は「代々のつづく暮しに感謝、感謝」のように素材にかけた言葉です。妹たちの意見を聞いて練り直したこともたびたびでしたがある年から私の考えた言葉が採用されなくなりました。社長である弟が私の考えた2~3通りの原案を見て「イマイチやな。」と言うのです。そうか、イマイチかと思っていると自分で考えた言葉を持ってきて恥ずかしげもなく「これに決めたから。」と言うのです。

はっ?私のがイマイチならあんたのはイマハチほどだよ。何なんだよ「野菜をたあんと食べて元気年」って?素材のラデッシュにまったくかぶってねーし。

その年からがぜん本性を現した我が社長は毎年素敵なお言葉を当社の年賀状に自ら採用し続けています。困ったことにはそのお言葉が決まるのに時間がかかり過ぎて、ただでさえ忙しい八百屋の年の瀬を一層タイトにしていることです。

芹を取り上げた年には「新春万福」・・・意味わからんぞ!そんでもってそれ考えるのに一週間以上かかるか?自分は「満腹ふとる」みたいになってっし・・・

去年私は言ってみました。
私「ねえ、野菜と関係ない言葉にするんなら謹賀新年で良いんじゃないの?そうすればとっかかりも早くなるし仕事も進むよ。」
社「謹賀新年なんかつまらんやろう?」
私「別につまらなくないけど?」
社「こっちの方が良いやろう?」そう言って自分の考えに考え抜いた言葉を推薦するのです。
私「別に良くないと思うけど?」正直者のジョンは馬鹿正直に感想を述べ、自画自賛の社長のプライドを地べたに叩き落したのでした。

それでもめげずに毎年自分のお言葉でめでたき春を迎えたがる当社社長です。そのあたりの図太さは社長としては良きこととは思うのですが、せめてもう少し早くしてほしいというのが母、義妹、私、妹の身内チームです。

今年は京人参が素材でした。お言葉は「鮮やかな新春を迎え お慶び申し上げます」ここ数年の中ではまだしもましな感じですか?ヤレヤレでございます。(-_-;)

かような揉め事を毎年続けながら年を越している当社ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。m( _ _ )m


加賀野菜等の買い物地酒ギフトミニ知識とレシピ会社概要トップページ

〒920-0904 石川県金沢市下近江町 45番地の1 TEL.076-221-1365
E-mailto:info@kakiichi.co.jp