柿市こぼれ話


【エコキャップは罪作り】

こんにちは。寒いですね。景気の方もお寒くて、骨の髄まで凍みとおる厳しい年の瀬になりそうです(これを書いているのはまだ12月中なのであしからず。)。

さて、今日はこの頃流行の『エコキャップ運動』について物申します。エコキャップ運動自体に文句があるわけではありません。それどころか良いことだと思っております。ただ、当社におけるエコキャップ運動は少々やっかいなことになっております。

事の起こりは、当社社長が『ライオンズ倶楽部』なるものに入会しており、かなり熱心な会員であることから始まります。ライオンズではエコキャップ運動を展開しました。平たく言えば、会員にペットボトルのキャップを集めて来るようにとの指令を出したらしいのです。

その日から彼はせっせとキャップを集めだしました。それは良いのですが、この寒い中そうそうペットボトルの飲料を飲み干す人はおりません。時期が夏なら良かったのですがねえ。いまいち集まりが悪いので、酒屋で妹が集めたキャップも全部持っていってしまうし、何より迷惑だったのは三階従食で使用中のペットボトルのキャップまで持っていこうとしたことです。

これは義妹が阻止し、キャップは取り戻してくれましたが、違うペットとキャップではジャストフィットしません。小さなことにこだわりすぎる私は、キャップの山の中から本来の蓋を探し出すのにかなりの時間を浪費しました。違うコンビでは合うものもあるけど、まったく閉まらなかったり、閉まりすぎて食い込んだりですっきりしません。何より絵的にちぐはぐで納得できません。ま、どうでも良いようなことなのですが…

さらに驚いたことに社長以外にも集めている人がいて、社長とのキャップの取り合いになったと言うのです。
「社長それは私が集めているんです。」
「あんたが飲んだペットボトルじゃないやろ。会社の分まで持っていくな。」たった10個ばかりのキャップのために不要な波風が立ちます。

被害はそればかりではありません。当社3階のゴミは(特に私と母の飲んだ酒の空き瓶ですが…)義妹のお母様が捨てに行ってくれます。キャップを集めているのを知ったお母様が酒瓶の金属製のキャップも入れてよいのかと聞き、義妹に違うと指摘されると 「何や偉そうに!!」と腹を立てて義妹に詰め寄りました。どこまで祟るのかエコキャップ。私達に平穏な日々を返しておくれ…

何のためにそこまで必死になるのか分かりませんが、ライオンズでのキャップ集めがもう明日で締め切りと言う日に、社長が三階の食堂にやってきて性懲りも無く私に訊ねます。
「え〜っと雅美、これは取ったら駄目なんやったな?」またしても使用中のペットボトルからキャップをくすねようとするのです。
「駄目に決まっとるやろ。つことるげんぞ(使っているんですよ。)。」思わず声を荒げてしまいましたが、返ってきた言葉は私の数倍激しい剣幕でした。
「聞いただけやがいや(聞いてみただけじゃないか。)!!」恐るべしエコキャップ。いたるところに争いの種を蒔きます。

それでも母に言わすと、社長ともあろう者がペットボトルにキャップが残っていないかと、ゴミ箱をあさっていたり、更にそのキャップからポイントのシールをはがしたり、キャップを洗ったりしている姿は憐れで見ていられなかったそうです。何でもキャップを入れている大きな袋にいっぱい集めると20円ほどになるのだそうです。弟が(あっ、社長のことです)悲しそうな目をしてそうつぶやいていました。はがしたポイントのシールを集めた方が何か良いことがありそうな気がしますがね……

う〜ん、我が弟は発展途上国の子供達のためにそこまでするか……てか、そう言うのともちょっと違う気がしますけどね。

それでもライオンズの会合に持っていったキャップが持ってきた人の中で二番目に多かったとかで、嬉しそうでしたが、どっかの誰かが言っていましたよね。
「二番じゃなきゃ駄目なんですか?」って…あっ、これもちょっと違うか。


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