柿市こぼれ話


【支えあう人】

こんにちは。今年の冬は例年より寒くなるらしいですね? 夏がうんと暑かったから、秋の花粉症がひどかったけど、冬が寒くても夏さえ暑かったら花粉は多くなるんですね。あ〜〜来春のスギ花粉が怖いです。

今日は当社の社長夫人であり私にとっては義妹に当たる『イッコ』にまつわる話を取り上げようと思います。彼女は私と母と3人で当社従業員食堂で働いています。大きな特徴はよく喋るということでしょう。多分血筋でしょう、彼女のお母さんもよくしゃべる人です。2人が話しているとあまりにも声が大きすぎて、電話やテレビが聞こえません。と言うか、彼女1人で話していても電話の声などかき消されてしまいます。私が苦情を言うと、横にいた社員が
「そういうことはよくある。」と言いました。それを聞いても彼女は別に怒るわけでもありません。ただ
「小姑のイジメだ。」みたいなことを言っておちゃらけています。そういう点はスモールな私と違ってラージな人です。見かけは私がでっかくて、義妹の方がガリガリなので反対のように思うらしいけど、人は見かけによらぬものです。

社長の耳が遠いと、よく彼女が非難していますが彼女のお喋りが原因かも知れません。私がその点を指摘すると怒るどころか薄っすらと笑っています。これってひょっとして『してやったり』の笑みか……? おとろっしゃ、おとろっしゃ……(恐ろしや、恐ろしや……)

ついこの前、彼女が私に話しかけてきました。テレビで大阪のおばちゃんが常に飴玉を携帯していると言っていたそうです。そして、飴玉には意外な使い道があるというのです。あんまりしゃべり続ける人に飴玉を与えて、話を止めさせるのだそうです。へーっと思いました。

その話を聞いた翌日でしょうか? 彼女のお母さんがいらっしゃって、当社の食堂で昼ごはんをゲットしていたのですが、お喋りが止まらなくなったのを見て
「大変や、雅美さん。飴玉出さんなん。あんた、飴玉用意しんなんわ。(飴玉の出番です。飴玉を常に用意しておいてください。)」と、こうです。私は
「そうやね。ほんなら、時々あんたにも飴玉あげんなんね(そうね、それに時々あなたにも飴玉出さなきゃ駄目かもね?)?」と、返してみました。このジョークあまり受けませんでした。残念!!

先だっても気が付いたら彼女が大声で何か話しています。誰に話しているのだろうと回りを見回してみたのですが、3階のフロアじゅう見まわしても私以外誰もいません。
「ねえ、誰に話しとるが?」
「あんたや。」私は彼女のすぐ隣にいるのに、何のための大きな声なのかな? しかも隣にいるのに前向いて話しているし……どう見てもはるか向こうの人に話しかけているようにしか見えません。
「ひょっとして私に見えん誰かに話しとるがかと思うた(それなら良いけど、見えない誰かに話しかけているのかと思って、ちょっとびびったわ。)。」彼女はまた薄く笑っています。

まあこんな感じで、いつも掛け合い漫才みたく話しながら仕事をしているわけです。勿論彼女もかなりシャープに切り込んでくるので、会話は結構面白いのですが、仕事が立て込んでくると私の方に余裕が無くなり、会話が成立しなくなります。そういう度量の狭い私を
「あんたは病んどるから仕方ない。」といつも許してくれる心の広い人です。多分彼女だから、いろんなことに追い込まれていつも余裕の無い私でもやっていけるのだと思います。

人は皆弱いものです。自分は特にそうですが、家業の八百屋で働いて、仕事はかなりきついけど周りの人に支えられて何とかやっています。常に頑張ってはいるけど、時には折れそうになりますよね?そんな時、家族は椅子の背もたれのように私をサポートしてくれます。常にもたれかかるわけではありませんが、そこに在るというだけで心強いものです。

同じ会社で働く人同士もそうですね。頼ったり頼られたり、それぞれの立場で会社を支え、また会社に支えられています。取引先がこけて会社が大損したときも、景気が悪くて利益があまり出ないときでも、会社は給料を払ってくれています。会社も頑張っているのです。みんなも頑張って会社を盛り立ててくださいね。そこんとこよろしく。


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