柿市こぼれ話


【あんまりなあだ名】

当社にはいろいろな従業員が働いている。そのなかにこれはかなりひどいと言わざるをえないあだ名をつけられている人たちがいる。つける方はほとんど決まった人だが、付けられてしまった人はたまったものじゃない。今回はそのついてない人たちのおかしなあだ名を紹介しよう。

『ウツボ』
 「俺、最近Uさんに『ウツボ』って言われてるんです。」
 「えっ?ウツボ?」
 「そうなんです。俺の首が太いからウツボだって言うんです。それだけじゃなくって、俺の持っていく荷物にマジックでウツボって書いてあるんですよ。たっつぁんなんかそれを見て「これって新しい得意先の名前なのか?」って聞くんですよ。」
いつもながらUさんはうまいことを言う。しかし、それってちょっとあんまりなあだ名なんじゃないのかい?

『詐欺師』
 「荷物に詐欺師って書かれるのはちょっとね…」人当たりの良い関西弁でNさんが嘆く。彼にそんなあだ名をつけたのはガンさんだ。ガンさんが病気で入院しているとき、お見舞いに行ったNさんは良かれと思ってガンさんに向かってハンドパワーで気を送った。それがガンさんの気に障ったらしい。退院してくるなり彼はNさんを「詐欺師」と決めつけ、がなりたてた。
 「そんなもんで病気が治るか!この詐欺師め。」

 現に病気は治り、退院してきたのだから、ひょっとしたら効いたのかもしれないのだが、そんなことは斟酌しない。Nさんのあだ名は「詐欺師」。当然のように彼の持っていく荷物にはマジックで「サギシ」のサイン入り。彼も最初は困ったらしい。何しろ新しい得意先のかたがたに「この詐欺師って言うのはいったいなんですか?」と、必ず聞かれるのだ。しまいには「おっ、柿市の詐欺師が来たぞ。」などと言われる始末。まったくもって迷惑な話である。

 でもこのNさん、最近又新しいあだ名が付いた。「ブーメラン」。その理由は忘れ物が異常に多く、配達に行ったと思ったらすぐに帰って来るからだそうだ。まったくうまいことを言うものである。

 そう言えば彼には他にもいろいろなあだ名がある。頭が長いので「冬瓜」。そしてなぜか年上の人たちからも「オッサン」と呼ばれている。七つの名を持つ男と言うほどではないが、多くのあだ名を持つ男である。

『親方』
 男ならいいのだろうが、なんと女の人につけられたあだ名である。声は野太く迫力があり、声だけ聞いていると「ん?オッサンか?」と間違えてしまいそうになる。が、れっきとした女性だ。当社のかご盛り部の部長で、当然直属の部下も何人か居る。そんな部下たちを叱咤激励する様が他の社員の目には「親方」と映ったと言うことか…?

 このほかにも「ナンコツ」「おにぎり」「お化け」等々…なかにはとても書くことのできないあだ名もある。ご愁傷様。でもみんな「ハーイ」って返事してるよね。慣れって怖いな。


【社長のおなかは…】

 当社の社長は高校球児の成れの果て。甲子園にも出場したつわものである。当然運動能力は高い。いや、高かった、かつては…

 今現在でもイケてると彼は思っているらしい。先日も自宅で娘と妻に向かって「ワシの腹は八つに割れている。」と自慢したらしい。妻いわく
「ふーん、凄いね。八段腹か。」冷めた口調でポツリと言った。

 社長の腹が『カニ腹』なのか『段腹』か、はたまた皺もよらない『福助腹』に成り果てているのか私は知らない。と言うか、オパピではないが「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ。」ってとこかな…



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