柿市こぼれ話


【わが社を去っていったキラ星のような人たち】
 我が社の社員は個性はぞろい。しかし、いろいろな理由で退社して言った人たちも多い。今回はその中でも選りすぐりのひとたちを紹介したいと思う。

〔ヅラ男〕
 「おい、ヅラオ。」入社してたった一日で彼の呼び名は決まった。確かにかなりわかりやすいカブリモノではあったが、入社するなりそれはないでしょう。けっこう真面目そうな人だったが、ほんの数日で辞めてしまいましたよ。ま、当然と言えば当然の成り行きですね。

〔留置所男〕
 「すいません、今日は会社にいけなくなりました。」彼から電話が入ったのはお昼まではまだ間があるが、すでに朝とはいえないような時間だった。「実は今、留置所にいるんです。ちょっと喧嘩してしまいまして、捕まってしまいました。そんなわけで今日は会社いけません。」
 「お〜お!」会社中にどよめきが走った。ある意味すごい。そんな過酷な状況の中、彼は電話をかけてきたのか。えらいぞI。なかなかみどころがある。
 ところが、後日これが大嘘であることが発覚した。多分単なる寝坊だったのだろうが、結局この嘘が原因で彼は会社を辞めました。

〔柿市命〕
 柿市命、柿市命、柿市命・・・体中にマジックで書きなぐり、顔にまでびっしりと『柿市命』の呪文を書いたその子は耳なし法市ではない。若くてきれいな女の子だった。ここまで愛社精神に富んだ社員は今までのわが社の歴史の中でも見当たらない。
 「この中に手を入れたらどうなるかな〜?」そう言って彼女は業務用冷蔵庫の大きなファンに手を差し入れた。もちろんかなりひどい怪我をした。社長が救急外来に連れて行って手当てをしてもらった。
 「手も切れるかな〜?」そう言って彼女は蕪を切っていた包丁で自分の手を切ってみた。手も切れた。社長が救急外来に連れて行って手当てをしてもらった。医者は社長をじっと見た。「あなたこの前も来ましたね。」社長にはその目がこう言っている様に思えた。『あんたは社員の手を切る趣味のあるサド社長か?』『違う、違うんだ。この子が勝手に切ってるんだ。』社長の心の声はお医者様に通じたのだろうか?疑問である。
 とにかく余りにも危険なので、その子には辞めていただいた。念のためそれ以来、当社の屋上には鍵がかけられている。『ダイブ禁止!』

 まだまだ多くのスターが現れては消え、消えては現れていったのだが今回はここまでにしておこう。また次回をお楽しみに。ほんならまたね。


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