柿市こぼれ話


【ホームレスがやって来た】
 2006年11月某日。わが社の求人広告を見て一人の求職者が応募してきた。その方はなんとホームレスだった。

 その情報を聞いた私はホームレスみたいな人だったのかと思ったのだが、どうも本物だったようだ。何しろその後何人もの人がその話をしにやってきた。
 1. ひどく汚い格好。まったく洗髪した様子のない髪。何歳ぐらいかもよくわからない外見。
 2. 全財産が入っているらしい大きな袋を持っていた。
 3. 実は前日の夕方にも来社されたのだが、どう対応してよいものかわからなかったので、
  「社長は帰宅しましたので、明日おいでください。」と告げ、帰っていただいたら、本当にいらっしゃった。
 4. 傘は持っていたが(この日は雨降りだった)、骨の全部折れた傘でずぶ濡れだった。
 5. 言葉もあまり明瞭に話せない様子で、何を言っているのか聞き取りにくかった。

 面接した社長もびっくり。いわく「わしゃ100人以上の面接してきたけど、あんなん初めてや。」嬉しそうにクククと笑う社長。採用になったのか、不採用なのか私は知らない。

 だけど、うちの会社ってある意味すごい。そんなんでも一応社長との面接まではいけるんだ。ふ〜ん、そうなんだ。すごいなあ。

追記
 この話を数日後にしていると、「そういえば…」と、話してくれた社員がいる。
 もう何年も前の話だが、近所の人に「柿市のジャンパー着た浮浪者があるいとったぞ。」と言われたのだそうだ。
 調べてみると、配送車に鍵がかかってなかったので、当社の車で一夜を明かしたホームレスの方が寒さに耐え切れず、当社の制服であるジャンパーを持ち去ったらしいのだ。
 何でもありか柿市商店!


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