柿市こぼれ話


【伝説の男その一 Yさん】
 当社にはいろいろ変わった従業員がいるが、今はもう辞めてしまった人の中にも「そんなんありかよ?」と首をひねってしまうような人が多々いらっしゃる。今回はその中でもひときわ輝く星『Yさん』を紹介しよう。
 Yさんは数年前、定年を目前にして辞めてしまった。理由は「疲れたから」だそうだ。このYさん、変わり者ではあるが頭が悪いというわけではない。我が社のような3K職場にしては出来すぎた学歴の持ち主である。

エピソード1
 Yさんはガムテープが好き。なんにでもガムテープを貼る。メモをガムテで会社の壁に張り付け、クリーム色の壁は貼り跡だらけ。クッションのほころびもカムテープで補修。自分のヤッケもガムテで補修。あまつさえズボンの前チャックが壊れたときも、とりあえず『ガムテ』である。そしてそのまま配達に行く。「頼むから、彼だけは担当からはずしてくれ。」と、言ってこられた取引先は多い。

エピソード2
 Yさんは常識がない。と、言うか訳がわからない。以前取引先からグリンピースの注文が入った。Yさんの持って行ったのは『スダチ』だった。「グリンピース無かったので代わりにスダチ持ってきました。」と言っていたと、取引先の担当の方がおっしゃった。「柿市、お前んとこはうちをばかにしとるんか?」Yさんはまた担当をはずされた。ところでグリンピースの代わりがなぜスダチなのか?豆の代わりに柑橘類を持っていってどうなるのか?似ているところは丸くて緑色というところだけ、なのになぜ?謎である。

エピソード3
 Yさんは発泡スチロールの箱を集める。とにかく発泡の箱が好きで、配送用の車は常に空箱でいっぱいだった。あるとき社長がYさんに配達を頼んだ。
Y:「あ〜、ちょっとダメですわ。」
社:「何でや?」
Y:「車いっぱいで荷物載りませんわ。」
うちの社長は気短だが社員に対して怒りつけることはほとんどない。だがこのときは違った。赤鬼のように激怒した社長はYさんの車の荷台から空箱をたたき出した。その数ゆうに20個を超えていた。

 ああ〜、Yさんのエピソードが多すぎる。まだまだあって書ききれない。と、言うことで続きはまた次回。
ほんならまたね。



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