旬の加賀野菜と北陸の地酒を金沢よりお届けする、株式会社柿市商店の「かきいちWEB SHOP」。
加賀野菜を使った郷土料理のレシピも満載。北陸の地酒と一緒に旬の食卓を演出してください。

未成年者の飲酒は法律で禁止されています

【酒の失敗談・さ~~よ~~ぉ~な~ぁ~ら~あぁぁぁ~~~】

酒屋に入ってきた姉の顔が普段に増してふざけていた。その答えはすぐに見つかった。

「何やあんた。ぼっさぼさの眉毛して上からまだ眉毛を書いとるがけ?」

「ほうや、最近、眉毛のここら辺から薄~なっとるさけ書いたがや」

「な~ん薄ないぞ。むしろ濃いわ。それに右と左と形ちごぞ(違うよ)。左側の眉毛、最後になってちょろんと上に上がっとるがは知っとるんか。鏡見てんまっし。まんでその顔、眉毛をいたずら書きされた『イン』(←ディープな金沢人は「犬」のことを「イン」と言います。)みたいやぞ。」

いつも何かを勘違いした変わり者、それが姉である。

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その姉にすっかり頼り切って、とんだ赤っ恥をかかされ、軽蔑の眼差しを向けられ、なじられたその日は柿市にとってとても大切な日だった。そう、あの日は、年に一度、『手取川』醸造元である吉田酒造店さんにお邪魔して蔵見学と懇親会がある日だった。

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「4番ホーム、あっ、あれや、あの電車や。もう来とる。」

学校帰りの学生で混雑している電車に2人続けて駆け込んだ。座る席こそないが、どうせ金沢駅から20分足らずで松任駅に到着する。姉は、乗り込んだなりから一分一秒を惜しむようにして本を読み始めている。

日々のゴミ捨てさえも車で向かうのが私である。歩くことも、バスを利用することも、こうして電車でどこかへ行くことなど全く無縁の生活を送っている。それに比べ姉は運転免許も無く、自転車にすら乗れない分、公共の乗り物には慣れている。「私はネパールへは9回も行った」が口癖のような姉だから、いつも自然と添乗員的な役割分担になっていた。

(ん?おかしくねっ?確か去年乗った時は15分ほどで着いたはずなんに・・・)ふと携帯に目をやるとちょうど松任駅で蔵元さんと落ち合うはずの時間になっていた。嫌な汗が出た(-_-;)姉の方に目をやると、相変わらずがっぱになって(夢中になって)本に没頭している。
(ま~さ~か~ぁ? いや、そんなことはないはずだ。でも、絶対におかしい!)姉を突っついて水戸黄門の印籠を見せるように携帯の時計を顔に近づけた途端、その顔がとんでもなく引きつった。

「おい、まさか逆じゃねーげんろうなっ」

誰の耳にも入って欲しくない、とてつもなく恥ずかしく、そして恐ろしい言葉を姉に向けてささやいた。ふっ、お答えいただく前に気付いていたさっ。

この電車が松任とは真逆の七尾行きだってことをねっ

「降りるぞ、アホ(怒)」

そんなお前に罪はないのかって?
醜い言い訳をさせてもらえば、私1人であればこんな間違えは起こらなかったはずだ。慣れていないからして逆にとことん慎重になるのが私だ。姉に任せ切ったことで完全に思考シャッターが閉まって起こった悲劇なんですぅ!はい、はい、そりゃ私はアホですよ。車内アナウンスも全く聞いてなかったってことですからね、そ・れ・が・何か?

(出来ることなら振り出しに戻したい)そう願う気持ちをあざ笑うかのように更なる不運は続く。時間待ちでやっと正しい方向への電車に乗り込んだと言うのに、振り出しの金沢駅まで戻ったその時、耳を疑うアナウンスが響いた。

「この電車は強風の為、金沢駅にて運行を停止いたします・・・」(うそやろ)

(まった乗り換えろってか。)ついていない時はとことんツキに見放される。乗り換えた満員電車の中でもみくちゃになりながら私は姉の顔を見ていた。そして心の中で言ってやった。

「あんたと2人で出掛ける時は、いっつも見事に『大 雨』と『強 風』やね。」(こいつのマイナスオーラ半端ねぇ。おとろしゃ、おとろしゃ、、、)

こうしてトータル2時間ばかしの大・大・大遅刻をした上、松任駅まで吉田社長様にお迎えに来させると言う前代未聞の失態を犯した。

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「柿市さん、なんしに来たん。もう、酒まわさんし。来年からもう来んでいいし。」

営業・N田さんが我々に向かって発した第一声である。失笑の中、松任[すき焼きの犀与亭]さんでの懇親会がスタートした。

手取川さんの最高に旨い酒と最上級のすき焼き肉・・・失敗のことも忘れて夢のコラボにうつつを抜かしていられたのはほんの僅かの時間だった。予告通り自己紹介タイムが始まってしまった。

私の番だ。
まずは会の皆様に大遅刻をしてしまったことを恭しくお詫びした。そして、この会の酒を愛し、日々懸命に販売努力をしている様を一生懸命に語った。その時、私を見る全員の目が優しいものに変わった気がしたのは気のせいではなかったはずだ。

そして、姉の番。
声を震わせ、営業・N田さんに「もう酒はまわさない。来年はもう来なくてよい」と言われたことを暴露し始めた。柿市だけに吐いた超ドSな言葉をみんなの前で暴露されたN田さんが急にあたふたし始めた。ネガティブシンキングの姉が、酒の力を借りてまさかの反撃に出た。そして、その大げさなジェスチャーは、すっかりその場の空気を変えてしまった。

「この会のお酒がもらえないくらいなら、この私を足蹴にでもしてください。先ほどN田さんにそう申し上げましたが、それでも、それでも、もうどうしてもN田さんが柿市はもうダメだ、もう絶対にお酒はやらない、そうおっしゃるのなら、みなさん、さようならです。今宵限り。本当に皆さん、今宵限りでさ~よ~な~ら~~。さ~~よ~~ぉ~な~ぁ~ら~あぁぁぁ~~~」

酔った姉にはおかしなスイッチがある。さほども飲んでいない時でも急にそのスイッチが入ると危険な状態になる場面を何度も見てきた。

(あんたミュージカル女優にでもなったんか?あまりの迫真の演技に部屋中が完全にフリーズしとるが分かるか?杜氏さん見てみ。ミーアキャットみたいになっとるぞ。)

「スミマセン、姉は学生時代ずっと演劇部だったんです」

その瞬間にフリーズが解けて大爆笑に変わった。

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会を終えて金沢駅で電車を降り、2人でタクシーに乗り込んだ。さっきの勢いはどこへやら、熱演して力尽きたのか姉は急に借りてきた猫のようにおとなしくなった。脳みそは既に閉店したらしく、私の話し掛けにずっとトンチンカンな受け答えを繰り返している。

(あんたは何を言うとるがや?[ミュージカル女優]の次は[宇宙人]にでもなったんけ?)

自宅近くで姉を先に下ろした時、運転手さんが口を開いた。

「あの方、大丈夫ですかね、、、随分と、、、あっ、いえ、大丈夫かな~ぁと思って」

「家まであと数歩なんですけどね。あの様子じゃどっかその辺でひっくり返って死んどるかもしれませんね」

すっかり燃え尽きた姉は、吹き荒ぶ強風で髪の毛をとっ散らかしたまま右へ左へと傾きながら歩いて行った。


〈東京で石川県の地酒が飲める店〉【方舟】http://www.ceory.co.jp/

酒

【加賀ノ月】月光 純米大吟醸 袋しぼり無濾過生原酒

限 定 品

本年度のトップを飾って頂くのは、絶対にこの方しかないと感じました。

「そろそろ発売でしょうか?」と、蔵元さんに電話を掛けた日の夕方、突然ハンチング帽を被った蔵人・奥田さんが柿市にこの方を連れて来て下さいました。

慈しむように両手で抱えて説明をされます。
「前年のこの子は、見た目の華やかさで手にとっていただいていたんですが、今年のこの子は、昨年のような華やかさは無くてもやれば出来る子なんです・・・・」
その説明は[物]ではなく、完全に[人]に対するものでした。自分達で生んで育てたんですもの、そうなりますよね。

酒正真正銘しぼったまんまの無濾過。
何も引かないそのまんま。

こんなに想いが入ってて、こんなに旨くて、こんなにフレッシュで、この価格でいいんですか、かえっちゃん!(←加越酒造・社長様)

一口飲んだ瞬間、その美しい味わいに魅せられ、出来ることならタンクごと買い占めたい衝動に駆られた欲深い私を『お許しください』(←これ蔵人・奥田さんの口癖です)<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アルコール度
五百万石(石川県小松市産) 50% +2.5 1.3 17度

石川県小松市今江町9-605 <株式会社加越酒造>

(720ミリリットル詰)1,575円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
(1.8リットル詰)3,150円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【萬歳楽】純米 初しぼり 石川門

ちょうど一年前にもご紹介しております。石川県オリジナルの酒造好適米「石川門」100%のお酒です。たっぷりとした「石川門」の味わいが楽しめますよ。
お酒選びには見た目も肝心だと思いませんか?この首掛けの「新酒できました。」の文字と杉の葉を球状にした【杉 玉】の写真、結構気に入ってます。

青々とした【杉 玉】を見るたび、柿市の正面天井から吊るされている汚く変色した【杉 玉】を何とかせねば・・・そう思う私です。(余談)
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 アルコール度
石川門(石川県白山市産) 70% +6 16度

石川県白山市鶴来本町1-ワ-47 <株式会社小堀酒造店>

(720ミリリットル詰)1,350円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【常きげん】純米 絹ごし 加賀 にごり酒

「絹ごし」と書かれているだけあってとても滑らかな舌触りです。活性はそれほど強くないので、吹き上がる心配はないかと思います。舌の上でピリピリします。
みなさん[にごり酒]と言うと甘いお酒と思われるかもしれませんが、結構な辛口でしたよ。モロミの量はちょうど瓶の半分くらいまでなので、多目です。トロリとしたにごりがお好きな方にお勧めです!
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アルコール度
五百万石 60% +2 1.2 15度

石川県加賀市八日市町イ6 <鹿野酒造株式会社>

(720ミリリットル詰)1,123円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【常きげん】しぼりたて 純米 無濾過生原酒

もう1本、[常きげん]さんのしぼりたてをご紹介します。
こちらもしぼったままの生酒!アルコール度数は17度で、高めです。そのままは勿論、ロックでもいけます。
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アルコール度
五百万石 60% +3 1.5 17度

石川県加賀市八日市町イ6 <鹿野酒造株式会社>

(720ミリリットル詰)1,400円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
(1.8リットル詰)2,800円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【奥能登の白菊】本醸造 しぼりたて生 そのまんま

滓引きも何もせず、しぼった生原酒を、その名の通り「そのまんま」瓶詰めされています。この「滓引きもせず」ってところがたまらん感じになっておる訳です。
滓が絡んでいるので、うす~くにごっております。白菊さんの季節酒、最高♪♪♪
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 アルコール度
国産米 65% 19度

石川県輪島市鳳至町上町24 <株式会社白藤酒造店>

(720ミリリットル詰)1,180円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
《※1.8L詰は、既に完売いたしました。》
酒

【奥能登の白菊】本醸造 活性にごり酒

この方は、毎年のことですが要注意人物でございます。
必ず、必ず、必ず、吹き上がります。
酒

そして、(トロリ)ではなくって(ドロリ)タイプのにごり酒です。
吹き上がったからと言って苦情は、受付ませんのでそこんとこヨロシク!

蔵元さんによっては「苦情が嫌だから」と、おとなしいタイプに変えてしまうことがあります。白菊さんは、まったく芯がぶれません。だからファンが多いのだと思います。
吹き上げて、浴びて、大笑いして下さい。超楽しいです\(~o~)/
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 アルコール度
国産米 65% 18度

石川県輪島市鳳至町上町24 <株式会社白籐酒造店>

(720ミリリットル詰)1,180円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
《※1.8L詰は、既に完売いたしました。》
酒

【宗玄】本醸造 にごり酒

真っ赤な首掛けにご注意の文字。超危険な予感にビクビクしながら開栓に挑みました。
ですが、意外と大丈夫でした。モロミの量は、瓶の半分より少ない3分の1程です。
味わいは、とても綺麗で穏やかです。
ここでもう一度首掛けに書かれた文字を読んでみると・・・このご注意は、
「横にするな。蓋に穴が開いとるぞ」に対するご注意でした(笑)
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アルコール度
五百万石・もち米 65% -6 1.6~1.7 15度~16度

石川県珠洲市宝立町宗玄24-22 <宗玄酒造株式会社>

1,050円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【夢醸】しぼりたて 純米生酒

しぼりたてを無処理で瓶詰めされています。フレッシュな香りと、ホッとするようなナチュラルな味わいです。とても穏やかで飲みやすくスル~っと入って行きます。
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 日本酒度 酸度 アミノ酸度 アルコール度
五百万石 65% +5 2.1 1.6 16度

石川県能美市宮武町イ74 <株式会社宮本酒造店>

(720ミリリットル詰)1,430円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
酒

【竹葉】しぼりたて 本醸造

竹葉さんのお酒は、最近特に人気があります。弊社でも売り切れ続出で御迷惑をお掛けしております。やっぱり旨いものは売れるってことですよね。
「しほりたて 本醸造」は、蔵で一番初めに搾った「新 酒」です。
フレッシュさはもちろんの事、香りと濃さが絶妙です。ロックもいいかも!
<要冷蔵>

原料米 精米歩合 アルコール度
五百万石・他 70% 18度~19度

石川県鳳珠郡能登町宇出津ヘ-36 <数馬酒造株式会社>

(720ミリリットル詰)1,018円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》
(1.8リットル詰)2,047円(税込)《ご希望の方は、お問い合わせください。》

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