雨の日の外出はおっくうになりがちですが、お気に入りの傘があるだけでちょっと楽しくなります。
美術館でゆったりと過ごすのもいいですよ。
金沢の中心部にある『21世紀美術館』は、建物自体がアート!
雨の日ばかりとは限りませんがお奨めスポットです。
さて、今月は蔵元で品切れのために入荷待ちしていた酒が
何点か同時期に入荷してまいりましたので、改めてご紹介したいと思います。
未成年者の飲酒は法律で禁止されています
【酒の失敗談・ゆるいよ〜ぉ】
子供達が縁で知り合ったいつもの飲み仲間は職業も様々である。会社で偉いとか、使えるとか、そんなことはまったく知る由もない。と、言うか仕事の内容すらあまり知らない。一番怪しげなのがしょっちゅう東京に出張に行くので「東子(とうこ)」という女と付き合っていると噂されている通称『米男(よねお)』。彼は「先生」と呼ばれる立場にあるらしい。職場ではどうであれ飲み会では思いっきり[ゆるキャラ]である。酔っ払って片足には27センチだかのどでかいmyズック、もう片足にはそこにあった(中学生女子)のズックを何の疑いも無く履いて帰ってしまう。かわいいのは翌朝こっそりズックを取替えに来るところ。が、家人にあっさりと発見されてしまい、次の飲み会でみんなに暴露された為、笑い者になってしまった。[ゆるキャラ]なのにスピーディーにやってのけれると思うところが益々ゆるい。
そんな『米男』は、負けず嫌いでもある。スーっと会話に入ってきては出来る?自分をアピールしてくる。誰も知らない遥か昔のスポーツ大会での記録やスキーの技術、料理の腕前に至るまで…。到底はけるはずのないスリムなジーンズさえも「はける」と思い込んでしまう無謀さがある。この強気はどこから生じているのか?私がいつも通り四校水泳交歓会での輝かしい記録の事を語っていると案の定「ワシも凄い記録をもっとる」と入ってきた。まあ勝手に言わせておけば良い。いつもどこかしらゆるいところがあるので自慢話も信憑性に欠け、冷たくあしらわれてしまう。
この前も私の携帯に『米男』からメールが届いた。数日後に控えたバザーの準備の件だ。『お疲れ様。ラーメンは何色かね?』(へっ?ラーメンが何色とはどういうことだ?)しばし考えた.『パンツ何色?』の質問ならすぐに返信できたのだが、ラーメンの色にこだわる訳が知りたい。もう一度メールを確認してみた。そこにはやっぱり『ラーメン何色?』と書かれている。器とのコラボ?それとも添え物とのマッチングゥ↑?深い意味を隠し持っているとも思えないが…。どんな返事が返ってくるのかと期待しながら『ん〜、黄色かな?』と真面目に返信すると『ん!数だよん』あはっ![何食]を[何色]と変換間違えしたんかい。やっぱりゆるいよ〜ぉ。そういえばパープル系でおしゃれにヘアカラーしてきた時も「上品なおばあさんって感じ?」と、飲み仲間にバッサリ斬られて一人でニヤケてたよね。
人とは全く見かけによらないものである。職場では出来る男の顔に取り替え、「先生」と呼ばれて尊敬の眼差しを浴びているのだろうか?仲間内じゃ、かなり怪しいですから、残念!(古…)
この蔵の酒を販売している酒販店が少ない上に、更に「愛山」の販売は珍しいのではないかと思います。名前の「愛山」とは原料米の名前そのものです。「愛山」は、まるでダイヤモンドの如く光り輝き大粒で質的には理想的な米ですが、反面、原料処理が難しく限られた蔵元でしか使われていません。
口の中でいつまでも味わっていたい…そんな「愛山」であるよう愛情を込めて醸されています。蔵元で欠品しておりましたがようやく出荷されました。
【お奨めの飲み方】冷蔵庫で冷やしてお召し上がり下さい。
原料米 | 精米歩合 | 酸度 | 日本酒度 |
---|---|---|---|
愛山 | 50% | 1.5 | +2 |
江沼郡山中町富士見町オ50 <松浦酒造有限会社>
蔵元は石川県輪島市ですが、石川県内であってもなかなかお目にかかれない幻とも言える酒です。鼻の奥まで染み渡るようなフルーティーな香りとやや辛口ですっきりした味わい。香りと味のバランスが絶妙な吟醸酒です。石川の知られざる銘酒を是非ともご堪能いただきたいと思います。
【お奨めの飲み方】冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
原料米 | 精米歩合 | 酸度 | 日本酒度 |
---|---|---|---|
山田錦 | 50% | 1.5 | +3 |
輪島市町野町寺町 <中納酒造株式会社>
口に含むと上品な甘みがいっぱいに広がり、スーっと消えていきます。辛口にこだわる方からも指示される爽やかな甘みです。
原料米には山田錦と五百万石を用い、米の旨みを上手に生かした丁寧な造りを感じる一本です。
しばらくの間蔵元で品切れとなったため、店頭に並ぶのは久し振りです。冷たーくひやしてお召し上がり下さい。 蔵元以外では入手困難なお酒。
【お奨めの飲み方】冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
原料米 | 精米歩合 | 酸度 | 日本酒度 |
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山田錦、五百万石 | 55% | 1.5 | -5.0 |
輪島市鳳至町上町 <株式会社白藤酒造店>
江戸時代、加賀藩の藩主である前田公は、夏に将軍様に雪を献上する為、寒中に降り積もった雪を夏まで「氷室」と呼ばれる土室に蓄えておきました。 その「氷室」から取り出した雪を用いたのが、旧暦の六月一日(現歴の七月一日)の氷室の日。『白山氷室』は、冬の終わりから夏にかけて氷室に蓄えた雪をなぞらえて造られたお酒です。 |
『白山氷室』は、極上の米を原料とし、フルーティーで深い味わいを持つ本格派の純米吟醸酒を一切加熱処理しないまま凍結させた<こおり酒>です。凍らせたままスプーンで召し上がるも良し、ほどよく溶かしてみぞれ状で召し上がるも良し。
長時間凍結によって雲母状に成長した氷の結晶がシャリシャリ感を生み出し、見た目だけでなく食感でも楽しめます。凍結によって鮮度がしっかり保てるため、本来冬にしか口にできない新酒の風味を味わうことができます。夏だからこそ飲みたい!この時季だけの限定品です。
クール冷凍便で発送します。他商品との組み合わせ発送不可
一度解けても解けた直後に家庭用の冷凍庫で最凍結させれば、味や品質に問題はありませんが、出荷前のシャリシャリした食感は多少変化いたしますのでご注意ください。 |
原料米 | 精米歩合 | 酸度 | 日本酒度 |
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山田錦 | 60% | 1.7 | +8 |
石川県白山市鶴来本町1丁目ワ47 <株式会社小堀酒造店>
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